第10回 風薫る五月。文楽を観に行こう!
真夏日も度々みられる今日この頃。いかがお過ごしですか?
今回は「能」をいったん離れ、「文楽」のお話です。
5月30日、名古屋では「第3回中日文楽」の公演がございます。
私もお邪魔させていただくことになり、今からとてもワクワクしています。
「文楽鑑賞はまだこれから…」という皆様と、楽しみ方を探してみようと思います。
さて、「人形浄瑠璃」と「文楽」という言葉、一度は耳にされた事があるかと思います。
人形浄瑠璃とは、ざっくり言うと日本の伝統的な人形劇の総称です。
「文楽」は江戸後期に人形浄瑠璃を復活させた、植村文楽軒という人が大阪に作った劇場の名前だったそうです。
ですので元々は、「文楽」は人形浄瑠璃を演ずる一派だったようです。
今日では「人形浄瑠璃=文楽」として使われることも多いようですね!
ちなみに植村文楽軒は、兵庫県淡路島のご出身なのだそうな…
生粋の兵庫県民の私としては、とても興味深いお話です。
(スタッフF)